人を知る
宇都宮精機で働く先輩社員が登場。仕事内容や働き方が分かります。
分からないことへの質問は、どんどんしても良い。質問をすれば大きなミスはなく、効率よく仕事ができます。
髙庭 聡(たかにわ さとし)
技術部 設計課
高校時代は情報技術科だった髙庭。授業はプログラムがメインだったが、旋盤など手を動かすことに興味があった。組立をやってみたいと担任の先生に伝えると、教えてくれたのが宇都宮精機だった。会社見学の時、ゲーム機の部品生産用の機械を、つくっていると教えてもらい、興味が湧いたという。
入社前
まだ高校生だったので、どんな会社が自分に合うのか分からない部分がありました。まずは学校から教えてもらった会社に見学しに行こうと向かったのが宇都宮精機です。会社見学の時、ゲーム機の部品生産用の機械を、つくっていると教えてもらい、興味が湧いたという。後日、履歴書を送り入社へ。最初に配属された部署は組立課です。プラモデルが好きだったので、組立のイメージはありましたが、機械の組立図は途中の工程は無く、完成形が描いてあるだけなんです。最初は本当に分からないので、上司にその都度なんでも質問し、教えてもらいました。
入社後
長年、組立を担当していましたが、2年ほど前に設計に移動することになりました。設計図を見ながら組立をしていた自分が、今度はその設計図の作図を担当する。同じ社内の仕事ですが、本当に新人に戻った気分でした。最初はとにかくCADにさわって、先輩たちが書いた図面を見ながら同じように書いてみることからスタート。新入社員の時と同じように、分からないことはすぐに先輩に聞いて、疑問点をすぐに解消するようにしています。また参考書を購入し、自主的に勉強しています。弊社のお客様は、業界が様々。依頼ごとに使用する材質も変わってくるのですが、材質が違うと設計も変わってきます。そういった基礎から理解することを、今は楽しみながら習得するようにしています。
現在
新人の頃、「俺の仕事が進まないよ(笑)」と言われるほど、私は先輩たちに質問をしていました。実は質問をすると大きなミスをしないんですよね。自分の考えが間違っていたり、知らないことがあるんです。だって、先輩のほうが長く働いているんですから。だから新しく入る人たちも、どんどん質問をして欲しいと思っています。
設計は最初に、営業からお客様の要望を聞きます。漠然としたものを形にするために、この段階での話し合いは重要です。設計図が出来上がっても、組立から「この部分はこうしたい」と希望を言われることもあり、その時は図面を修正します。プラモデルのように一人で黙々と作業をするのでは無く、コミュニケーションを取りながら作り上げていく。組立をする人が組み立てしやすいように考えて図面を書く。機械をつくる仕事ですが、常に人のことを思いやる仕事だと、改めて実感しています。
1日のスケジュール
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7:45出社
メールなどを始業前に確認 -
8:15機械設計課の朝礼
1日の作業工程・打ち合わせ予定日の確認 -
9:00お客様と機械設計打ち合わせ
お客様がどのような機械を望んでいるかを理解する重要な時間 -
12:00お昼時間
妻がつくった愛妻弁当を、食べる。 -
14:10帰社・社内ミーティング
お客様との打合せ内容をすり合わせ、設計図面作成に入る -
15:0010分間休憩
休憩所で仲間と会話 -
15:10設計作業に入る
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17:00終業
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17:45帰宅