人を知る
宇都宮精機で働く先輩社員が登場。仕事内容や働き方が分かります。
一つの部品でも、その役割を理解してつくる。設計、加工、組立と一貫生産している弊社ならではの醍醐味です。
鈴木 秀樹(すずき ひでき)
技術部 組立課
鈴木は、現社長の中学校の同級生。まだ社長が組立課にいた時に、声をかけられた。当時鈴木は別の会社に就職していたが、これも何かの縁だと思い、まずは会社を見学。実際に工場内の各部署を見てまわった。前職は車のエンジンを鋳造する会社だったが、明らかに違う点を見つけ、そこが気に入ったという。
入社前
社長とは同級生。もともと知り合いではあるのですが、知り合いだからこそ簡単に返事はできないと思い、会社見学をしてから決めようと思いました。何しろ経験したことの無い初めての分野ですから、不安があったんです。会社を見学した時に驚いたのが、宇都宮精機は1点ものの機械を作るということ。これまで量産品を作る工場に勤めていたので、1点ものの機械を作る宇都宮精機がすごくおもしろそうだと思いました。そちらのほうが私の性格にはあっていたんでしょうね。ここで働きたいと、その日に思いました。中途入社ではありますが、新入社員のように上司が1年ほど私の担当になり、基礎的で簡単なことから始め、徐々に覚えていきました。
入社後
宇都宮精機で働いていて一番よかったことは、小さな部品でも自分で組立てられることです。量産工場の場合、この部品が何に使われているのかさえ分からないまま、作業を進めることもあります。弊社なら、その部品がどのような役割を果たすのか。そこまで理解しながら作ることができるんです。作り手にとって、これは大きなやりがいになっています。完成した機械が動いても、いろいろな人の声を聞きながら、細かく調整。調整をしていけばいくほど、精度が良くなっていく。そこに私は喜びを感じています。小さい頃からプラモデルが好きで、自分で色を塗ったり、アレンジを施しながら作っていました。学校の授業も図工が1番得意科目。そんな私にとって、今の組立という仕事は天職だと思っています。
現在
宇都宮精機が50年以上も続いているのは、弊社ならではの強みがあるからだと思っています。私が特に感じているのは、出荷レベルがとても高いこと。お客様が求める製品のレベルを必ずクリアして納品をしています。さらに、その製品に対して少しだけ改造して欲しいなどのご要望をいただくことがあります。そんな細かいオーダーでも、迅速に対応が可能。設計から加工、組立、電気など一貫してできるので、お客様も安心して任せてくれるのだと思います。組立のスタッフは、据付工事や改造工事などでお客様先に伺うことがあります。その際、「助かっているよ。良い機械だね」と感謝の言葉を言われると、組立という一部を担当していますが、大変嬉しいですね。
1日のスケジュール
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7:45出社
本日分の作業準備 -
8:15組立課の朝礼、組立業務開始
1日の組立工程や工事日、出荷内容、スケジュールを確認 -
10:0010分間休憩
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10:10本日分の組立作業
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12:00お昼時間
昼食後は、会社の広場でラジコンを走らせて楽しむ! -
12:45午後作業開始
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13:00試運転立ち合い(1日目)
製作した機械をお客様の前で実際に動かして、確認。 -
15:0010分間休憩
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15:10試運転の立会いの続きを行う
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17:00立会い1日目終了~ 終業
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17:30帰宅